SMILEシリーズとeValueシリーズの導入事例のご紹介 ~ レーザー加工・金属加工業

笑顔の先に、価値がみえる

導入事例OSK製品・サービスの活用で目覚ましい効果をあげたお客様の声

株式会社ティアンドエス (レーザー加工・金属加工業)

業種:レーザー加工・金属加工業
従業員数:71名(2013年7月現在)
事業内容:レーザー加工の切断、レーザー彫刻、マーキングのジョブショップから精密板金・ディスプレイ・サイン・製缶などの加工
パッケージをカスタマイズして最適化
全社的にシームレスなシステム連携を果たし
"超短納期"というアドバンテージを強化
レーザー加工の常識を打ち破る"超短納期"を武器に全国各地の顧客と取引を行う株式会社ティアンドエス。近年では、ベンダー曲げ工程にも対応し、小規模製造業のニーズに応えている。同社では事業拡大に伴い、オーダーメイドの基幹業務システムの処理スピードが追いつかない状態に陥っていた。そこで、工場移転を機に、社内システム全般の見直しを断行。生産管理部分をカスタマイズした『SMILE BS 販売』と、統合型グループウェア『eValue NS』を新たに導入し、統合的なシステム連携を図ることで、業務のスピードを加速させている。

導入の狙い
  • 業務量の増加に伴う処理遅延の解消
  • 膨大な数のドキュメント資料の効率的な管理

導入効果
  • パッケージ+カスタマイズで迅速な業務処理を実現
  • 使いやすい共通の操作性でスムーズな運用を実現
  • 受注関連文書の検索スピードが格段に向上
  • ワークフローの活用で社内業務を標準化

半日~3日という超短納期で日本のモノづくりを支える

代表取締役 CEO 澤口 務氏

代表取締役 CEO 澤口 務氏

営業統括部 取締役 部長 DIRECTOR 有野 誉氏

営業統括部 取締役
部長 DIRECTOR
有野 誉氏

埼玉県草加市に本社を構える株式会社ティアンドエスは、レーザー加工を中核に加工全般の事業を展開している。その一番の特長は、短納期対応のスピード力である。それは、「"納氣力"で日本の"モノづくり"を底辺から支える企業たること!」という企業理念に集約されている。すなわち、「超短納期、高精度、低コスト」を常に心がけ、"気力"ではなく、知恵の粋を尽くす"氣力"で製品を納める企業を目指しているのだ。

受注案件のほとんどが一品一様の個別仕様にもかかわらず、同社では、半日から3日という超短納期を実現し、急ぎの案件を抱える製造業者の駆け込み寺的な役割を担い、急成長を遂げている。同社がレーザー加工する素材は鉄・ステンレス鋼・アルミニウム・チタンなどの金属をはじめ、アクリルや木材など幅広い。成果物はリング・ギア状の部品やパイプ状部品、変わったところではそのまま切り抜きの看板になるものなど、その種類は多岐にわたる。顧客数は全国に3,500社以上に及び、1個単位の小ロットにも対応している。

性能に優れる最新鋭のレーザー加工機を導入し、その使いこなしに長けていることが同社のアドバンテージだが、近年では、顧客のニーズに応えるために設備を増強し、ベンダー曲げ工程や溶接、ねじのタップ作業まで一貫して対応しており、事業の幅を広げている。先般の東日本大震災の影響は少なからずあったが、同社は日本全国の顧客からまんべんなく注文があるため、その影響は最小限にとどまっているという。

得意先は、コンピュータやメールを日常的に使っていない比較的小規模の製造業者が多いことから、FAXによる注文が圧倒的に多く、その送信された図面を見ながら、営業担当者が電話をかけたり、直接訪問したりして打ち合わせを行っている。お客様へのセールスプロモーションのアプローチもFAXによるDMで行っている。

業界内において、同社は、短納期を武器にしたモノづくりで他社との差別化を図り、顧客から大きな信頼を勝ち得ている。そして、そのバックヤードを支えるのが、最新鋭の設備機械と社内業務を円滑にするITシステムだ。

ビジネスの特性に合わせるため販売管理に生産管理機能をプラス

総務課 システム管理グループ 係長 出口 克彦氏

総務課 システム管理グループ
係長 出口 克彦氏

同社は、これまで自社仕様の基幹業務システムをオーダーメイドで構築して運用していた。ところが、5、6年使用しているうちに、事業規模の拡大に伴う業務量増加に十分に対応しきれなくなり、事務処理スピードの遅れが目立つようになってきた。業務処理に手間取れば、スピードをモットーとする同社のビジネススタイルに大きく影響を来す。そこで、4年ほど前から新システムへの移行を検討し始めた。

その際、製造業向けの生産管理システムではなく、最初からパッケージの販売管理システムをカスタマイズして活用することを念頭に置き、選定を行っていたという。

「一般的に生産管理と名の付くシステムは、1カ月以上の長期間の工程管理を前提にしています。当社のセールスポイントでもある半日から3日程度の短い期間での生産工程を管理できる仕組みがなかなか見当たらなかったのです。そのため、無理に合わない生産管理システムを動かすよりも、社内全体の業務の流れを管理できる販売管理システムに、生産管理部分のカスタマイズを施すアプローチの方が効果的だと考えたのです。従前の自社開発システムで販売管理の機能が弱かったこともあり、パッケージシステムに合わせて販売管理業務体制も作りなおしていこうというコンセプトもありました」と総務課 システム管理グループ 係長の出口 克彦氏はその狙いを語る。

『eValue NS』は他社システムともスムーズに連携する点も選定理由として大きかった

その後、同社は数十社のパッケージシステムを、じっくり時間をかけて比較し、最終的にOSKの『SMILE BS 販売』を選定するに至った。

「販売管理システムは、メーカーごとに特色があります。しかし、パッケージの基本機能が充実しており、なおかつ、カスタマイズに柔軟に対応できるものは意外と少ないのが実情です。その点、『SMILE BS 販売』は、そのバランスが一番良く取れていました」と出口氏は選定理由を語る。

同社は、2008年に『SMILE BS 販売』の導入を決定。まずは、どういうカスタマイズをしてほしいかを理解してもらうため、ベンダーとの打ち合わせに十分時間をかけて、実際のカスタマイズ作業に入った。

例えば、売上明細の裏側に製品を構成する部品の一覧を表示できるようにしたり、製品ごとの工程管理を製品情報の裏側に持たせたり、さらに配送ルートの設定も行えるようにするなど、販売管理に生産管理的な要素を加えた。従来のオーダーメイドのシステムではできなかったことを、カスタマイズによって実現したのだ。

日に200件に及ぶ膨大な受注関連文書の検索が課題

同社で動かしているサーバは現在11台。「SMILE BS」を導入した際にブレードサーバに入れ替えた業務のスピード化を図るうえでは、ドキュメント管理の効率化を図ることも長年の課題だった。というのも、以前は、受注票・図面・発注書・作業指示書・加工図などの関連文書を受注単位で束ねて紙ベースで保管していたからだ。受注件数は、毎日200件ほどにも上るため、そのドキュメント量は膨大な数になる。それを手作業でファイリングしていたのでは、かなりの時間と労力を要する。

その手間を解消するため、同社は、4年ほど前から文書の電子化・システム化に着手。あるメーカーのドキュメント管理システムを導入し、スキャニングした文書のバーコードと受注ナンバーを紐付けすることで、自動的にフォルダ分けして電子保管できる環境を整備した。

電子化したドキュメントはWindowsベースのファイルサーバで管理していたが、日々ファイル数が百件単位で増加するため、受注ナンバーで検索しても呼び出すまでに非常に時間がかかっていた。問い合わせ時や打ち合わせ時に顧客を待たせることが増え、スピーディな顧客対応を行ううえで支障を来すようになった。

そこで、それまでネックだった検索スピードをアップさせるため、新たなドキュメント管理システムの導入を検討。実際に多くのメーカーのシステムを見比べた中で、統合型グループウェア『eValue NS』が最終候補になった。

「ユーザの立場では、基幹系も情報系もできれば一つのメーカーで統一したいと考えていました。そうであれば、ちょうど導入準備を進めていた『SMILE BS 販売』とシームレスに連携が取れる『eValue NS』が最適だと思ったのです。他社製品に比べて価格もリーズナブルですし、ドキュメント管理のみならず、ワークフローなどの機能も充実しているので、利便性が高いと判断しました」と出口氏は語る。

こうして同社は、2009年5月に『eValue NS』の総合ライセンスパックを導入。従来のドキュメント管理システムで電子化したファイルを『eValue NS』側に取り込むという連携を図り、スムーズな運用を実現している。その結果、検索スピードが格段にアップし、PC画面から必要な情報を瞬時に取り出して応対できるようになり、『eValue NS』でフォルダごとにアクセス権を設定することで、セキュリティ面も強化された。

共通の操作性で生産性がアップ申請・承認業務の標準化も実現

2010年2月8日、業務全般にITが活用され、そこから得られたデータを経営上の判断に利用し、企業内最適化が図られているとして「IT経営実践認定企業」に選ばれた

カスタマイズした『SMILE BS 販売』は、2009年8月に本稼働し、自社の業務内容に即した形で迅速な業務処理が行える環境が整った。その際、スピーディな電話対応を実現するために、『SMILE BS CTI』もあわせて導入している。さらに同社は、12月の決算に間に合わせて、2009年11月に『SMILE BS 会計』も追加導入した。

当初は、販売管理の売上や仕入データをどのタイミングで会計システムに受け渡すべきか、いろいろ試行錯誤を繰り返したが、現在は、10日ごとにデータを受け渡して処理しているという。それにより、入力ミスなどが防げるようになり、業務効率が大幅にアップした。

また、2011年2月にはカスタマイズを強力に支援する開発ツール『SMILE BS Custom AP Builder』(以下、『SMILE CAB』)も導入し、同社独自の帳票を設計する際などに活用している。「今回、『SMILE BS 販売』でカスタマイズした部分は基本的に変更しないで、それに足りない部分を『SMILE CAB』で作成して補います。必要な項目を設定するだけで簡単に開発できるので大変便利です」と出口氏は語る。

一方、情報系の『eValue NS』もフル活用している。とりわけ、ワークフローにより、請求額の訂正などを行う際に必ず上長の承認を得るなど、社内業務ルールの明確化や標準化が図れたことは大きな成果だという。スケジューラでは、会議室予約といった一般的な活用方法に加え、製造業ならではの運用も行っている。加工機ごとの運用カレンダーを登録しておくことで、散発的に入る長期の仕事などが一目で分かるようになった。それにより、製造計画も立てやすくなったという。また、『eValue NS』のポータルサイト上でメールの送受信などが行えるようになったことで、PCを買い替えても同じ環境ですぐに仕事ができるようになり、以前よりも利便性がアップした。

「今回、基幹系と情報系を合わせ、使いやすい共通のインターフェースですべての業務が行えるようになったことが一番大きなメリットです。一つのシステムの操作を教えれば、ほかのシステムもすぐに使いこなせるようになるので、操作説明の手間も省けますし、社員同士も教え合ったりしています。今後は『SMILE CAB』の『eValue NS』連携機能を利用し、『SMILE BS 販売』から関連ドキュメントへよりすばやくアプローチするなど、全社的なシステムの連携をさらに強化していきたいと思います」と出口氏は語る。

ITの活用効果は、同社の強みである、超短納期を実現するスピード業務に結実している。その先進的な取り組みは、経済産業省のIT経営実践認定企業に選ばれるほど、業界内でも高く評価されている。


本取材から2年が経過し、同社では『SMILE CAB』の活用範囲を広げている。さらに2013年5月には『SMILE BS 2nd Edition 人事給与』も導入。いっそうの業務効率化を進める同社の取り組みについては、再度取材を行い最新の状況をお伝えしたい。

事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材当時のものであり、配付される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
この記載内容は2013年7月現在のものです。

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株式会社ティアンドエス様 (PDF) [3,872KB]

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