【共通/ワークフロー】2014年9月10日公開のWindows Updateで発生する問題の対処方法
項目 | 内容 |
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FAQ番号 | NS2014091201 |
対象機能 | eValue NS 共通 ワークフロー |
対象バージョン | Ver5.7x以前 |
FAQ公開日 | 2014/9/12 |
FAQカテゴリ | 運用/設定 |
概要
eValue NSのWebサーバーに、2014年9月10日公開のWindows Updateを適用すると、統合管理ツール(管理者向け機能)において、一部機能が正常に動作しない場合があります。
詳細
eValue NS 統合管理ツールにおいて、以下の現象が発生します。
統合管理ツール 対象機能 | 発生する現象 | |
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タブ名 | メニュー名 | |
共通設定 | 通知設定 |
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インストール情報 |
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ワークフロー | ルート管理 |
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フォーム管理 |
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集計管理 |
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※上記以外の現象が発生する可能性はあります。新たに判明した現象がある場合、本ページを更新いたします。
原因
2014年9月10日公開のWindows Updateに含まれる更新プログラムにより、.NET Frameworkの仕様変更が行われたことが原因です。
対処方法
対処方法は2種類あります。どちらか一方の対応をお願いします。
対処方法1
原因となる.NET Framework 2.0 / 3.5の更新プログラムをアンインストールすることで、上記現象を回避できることが判明しています。
原因となる更新プログラムは、以下のマイクロソフト社サイトでご確認いただけます。
※更新プログラムをアンインストールする際に、サーバーの再起動が必要な場合があります。
◆マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 2905247
「影響を受けるソフトウェア」の表の「コンポーネント」欄に、.NET Framework 2.0 / 3.5の更新プログラムの番号が記載されています。
この番号の更新プログラムが、上記現象の原因となります。
https://technet.microsoft.com/library/security/2905247
サーバーOS | 該当プログラムの番号 |
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Windows Server 2003 | KB2894843 |
Windows Server 2008 | KB2894847 |
Windows Server 2008 R2 | KB2894844 |
Windows Server 2012 | KB2894851 |
Windows Server 2012 R2 | KB2894852 |
対処方法2
この現象を回避するための修正プログラムを用意しましたので、本ページから修正プログラムをダウンロードの上、以下の手順で適用してください。
手順1
下記の「ns2014091201.zip」をダウンロードし、eValue NSインストールされているサーバー上の任意の場所へコピーします。
- ns2014091201.zip (ZIP形式/3.13KB)
手順2
ダウンロードしたZIPファイルを右クリックして[プロパティ]を選択します。
手順3
プロパティ画面の[全般]タブに[プロックの解除]ボタンが表示される場合には、[ブロックの解除]ボタンをクリックし、ボタンがグレーアウトすることを確認します。
[プロックの解除]ボタンが表示されない場合は、そのまま次の手順に進みます。
手順4
ZIPファイルを右クリックして[すべて展開...]を選択して、解凍します。
手順5
eValue NSインストールフォルダ(※)配下にある下記のファイルを、事前に任意の場所にバックアップしたうえで、手順4で解凍したファイルで上書きコピーします。
※eValue NS インストールフォルダの既定値は、C:\Program Files\OSK.CO\eValue です。
\admin\commonadm\AdvSubWindows.aspx
\admin\workflowadm\AdvSubWindows.aspx (※ワークフローをご利用の場合のみコピーが必要です)
以上で修正プログラムの適用は完了です。eValue NSを起動し、動作の確認を行ってください。