有限会社ティーピー・オーソドンテックス・ジャパン様
販売管理システムの二重管理を解消、在庫管理の精度向上だけでなく受注・出荷業務も一本化
有限会社ティーピー・オーソドンテックス・ジャパン様
ハンディターミナル連携により在庫管理の精度を飛躍的に向上。さらに、RPAツールを活用したデータの自動取込みで販売管理システムの二重管理を解消させた、有限会社ティーピー・オーソドンテックス・ジャパン様の導入事例をご紹介いたします。
業種:医療機器販売業
従業員数:20名(2024年7月現在)
事業内容:歯科矯正の材料・器具・機材の輸入販売
- 利用目的:
各部門の要望を反映して、使い勝手の向上と業務効率化を実現
- 導入の狙い
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- 在庫管理の精度向上と効率化を実現
- 販売管理システムの二重管理からの脱却
- 導入効果
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- 精度の高い在庫管理を実現
- クラウドシステム導入で運用負担を解消
- RPAツールの活用で二重管理を解消
導入前のことをお聞かせください
当社で使用していたのは、もともと米国本社が世界各地の拠点売り上げや在庫の情報を確認できる基幹システムです。それは、在庫を見て米国本社判断で出荷する仕組みのため、タイムラグにより欠品が発生することもしばしばありました。また、日本語の伝票発行のために、並行して日本製の販売管理システムも使用していました。
しかし、事業規模の拡大に伴い、在庫管理が危うい状況のままでは対応が困難になってきました。
SMILE の導入でどのような変化がありましたか?
出荷に関わる処理も含め、汎用的なパッケージでありながら細かな要望にも対応できる製品として『SMILE V 販売』を導入しましたが、期待通り在庫の問題が解消しました。
RPAツールを利用して、夜間に『SMILE V 販売』のデータを米国本社の基幹システムに自動的に取り込むことで、2本立てですが、データの二重入力をせずに整合性を保っています。
また、Accessで別途管理していた顧客管理を『SMILE V 販売』に一本化したことで、受注・出荷状況も確認できるようになりました。
在庫管理の精度が上がったようですね
『SMILE V 販売』とハンディターミナルでの検収結果を連携することで、実在庫とデータ在庫のずれが解消されました。欠品の場合は、『自由帳票設計業務オプション』で作成した「欠品手紙」を「受注票」と共に発行できる仕組みにしていますが、在庫精度向上のおかげで、お客様へ欠品連絡をすることも大幅に減少しています。
また、当社の製品は医療機器なので、薬機法によりトレーサビリティが必須です。効率的にロット管理を行うためにもハンディターミナルとの連携は必要でした。
今後の展望をお聞かせください
OSKさんは、システム構築後も運用の気になる点を相談できる定例会を開催してくれたので、助かりました。
当社では、現在も電話やFAXによる注文が多いので、過去の購入履歴などを確認しながら迅速な対応ができるCTIや、AIを活用した営業支援システムの導入についても将来的な構想として検討しています。
会社名、製品名などは、各社または各団体の商標もしくは登録商標です。
事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材当時のものであり、配付される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
この記載内容は2024年9月現在のものです。