汎用CADソフト | EXPERT-CAD
EXPERT-CAD 概要
EXPERT-CADは高い汎用性が特長の2次元汎用CADです。その汎用性により、機械・電気・建築・設備・土木など各分野のお客様をはじめ、分野をまたがる多くのお客様にご利用いただいています。
また、「3次元CADとの連携」「国土交通省の電子納品基準対応」「強力なデータコンバーター」「図面間の相違チェック・寸法チェック」など2次元汎用CADに必要な機能が豊富に用意され、効率的に作業を行うことができます。
他社との図面データのやり取り・合成・編集や、旧図面の再利用など、専用CADではカバーできない作業はお任せください。
Ver8の機能強化点
Ver8リリース後の機能強化点をまとめた資料をご提供します。
以下よりダウンロードしてご覧ください。
- Ver8機能強化一覧(PDF形式)
EXPERT-CADの研修メニューがございます。詳しくは以下のURLを参照ください。
https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/education/cad/expertcad/
- 株式会社大塚商会のサイトへリンクします
特長・機能
豊富な製図機能で、様々な図面や業種に対応
- かゆいところに手が届く、お客様要望から生まれた豊富な製図機能
- 最新の3次元連携機能で、高度な設計の補助・補完用途にも対応
- 万全のSXF・電子納品対応機能で、土木業・設備業等でのご利用にも対応
対応製図基準例
国土交通省 CAD製図基準 | 各種のCAD製図基準 |
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CAD製図基準 (平成14年7月版) | CAD製図基準機械設備工事編 (平成16年3月版) |
CAD製図基準 (平成15年7月版) | CAD製図基準機械設備工事編 (平成18年3月版) |
CAD製図基準 (平成16年6月版) | CAD製図基準港湾編 (平成16年3月版) |
CAD製図基準 (平成20年5月版) | CAD製図基準電気通信設備編 (平成16年6月版) |
国土交通省官庁営繕 (平成14年11月版) |
多彩な編集機能で、難しい修正にも対応
- 高精度なコンバーター機能で、昔の図面から、専用CAD図面まで対応
- 設計変更や手直しに便利な、強力な属性変更・調整・変形・分解/結合機能
- 図面比較チェック・寸法チェック機能で、昔の図面も、他社図面も安全に利用
- 強力な図面再利用機能で、低精度図形も、表や座標値も、再利用可能に
SolidWorksとの連携
- SolidWorksとの高精度直接変換で、DXF経由より高品質なデータ変換が可能
- モデルの設計変更を、2次元CAD図面上で、変更点の色分けで確認することが可能
- 「設計は3次元で、製造は2次元で」というお客様のニーズにも対応可能
- EXPERT-CADは、標準でSolidWorksとの連携機能を備え、追加費用無しにSolidWorksとの連携が可能です。
- 連携可能なSolidWorksは、SolidWorks社がサポートしているバージョン以降となりますので、SolidWorks社ホームページのサポート情報にてご確認ください。ただし、SolidWorks最新バージョンの対応については弊社までお問い合わせください。
SXF対応に関連する各種機能
- 各種SXFルールに高度に対応
- 自由に切り貼り可能な本格的な縦横異縮尺対応
- クロソイド曲線と旗上げ、縦断曲線も標準コマンドとして用意
- CAD製図基準チェックが可能な図面チェック機能を標準装備
- 国交省CAD製図機基準パターンを標準装備
- 図面チェック機能は、自由にチェックパラメーター設定可能
- 修正機能で線色や線種を一括修正
- 問題個所のズームやハイライトで問題点を簡単確認
- 電子納品ツール (図面用) も標準装備し、納品用ファイル情報も手軽に設定可能
- DXF/DWG、JW_CADデータやSXFデータを混在して直接開き、相互に切り貼りして、別データ形式で保存可能
- 製図基準準拠の各種レイヤパターン、及び、各種の製図基準チェック用パターンも用意
SXF対応について
EXPERT-CADはVer8.AでCADのSXF仕様への準拠性を検定するOCF検定に合格しています (適合性クラス「SXF総合」)。
「SXF総合」は、「SXF幾何限定 (旧CC1)」の検定内容に加えて、幾何と属性を総合的に実装しているソフトウェアに与えられます。
SXFとは、Scadec eXchange Formatの略で、「CADデータ交換標準開発コンソーシアム (SCADEC)」で開発された、異なるCADソフト間でのデータ交換を実現する標準フォーマットです。
EXPERT-CADは、オープンCADフォーマット評議会様による「OCF検定」に合格しており、SXFへの準拠性が認定されています。OCF検定につきましてはこちらをご覧下さい。
- EXPERT-CADの検定結果・制限事項につきましてはこちらをご覧ください。
製品スペック
基本情報
レイヤ数 | 256枚 (レイヤ検索可能) |
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シート数 | 32767枚 (シート検索可能) |
ペン数 | 32767種 (画面上に太さ表示可能) |
色数 | 最大512色 |
線種 | 32種 (ピッチ変更可) |
データ精度 | 倍精度実数 有効桁16桁 |
縮尺 | シートごとに設定 (混在可・レイヤと独立可) 縦横異縮尺可 文字・寸法・寸法矢印自動調整 |
単位系 | mm、m、インチ (作図中に切替え可能) 測定結果はcm可能 |
文字要素 | TrueTypeフォント、独自フォント2種 UNICODE対応 |
ビットマップの合成 | 図面へのBMP、JPEG、TIFF形式 |
カスタマイズ機能
マクロ形式 | CADコマンド利用による独自形式 |
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マクロ作成方法 | 自動トレース可・内蔵エディタ、市販エディタ |
メニュー種類 | ツールバー・アイコン2種・スクリーン・スペシャル ・マウス右ボタン・キーボード・タブレット2種の計9種 |
メニュー作成方法 | メニュー作成ユーティリティ付属 1ボタンに複数コマンドを設定可能 |
データ交換・出力
読込み可能データ形式 | AutoCAD (DXF、DWG、DWF) JW_CAD (JWW、JWC):図面・シンボル SXF (sfc、p21)、 PC-CAD (LD0、LM0):図面・ライブラリ |
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書出し可能データ形式 | AutoCAD (DXF、DWG) JW_CAD (JWW、JWC):図面 SXF (sfc、p21)、 PDF (マルチページ可)、 TIFF (モノクロG4:マルチページ可) |
図面上への貼り込み可能データ形式 | BMP、JPEG、TIFF、META、TXT、 TAB区切り表、カンマ区切り表 (CSV)、座標列 |
図面等から外部への貼り付け可能データ形式 | 図面:BMP、TIFF、META、TXT、TAB区切り表、 座標列、(ファイル管理情報も一括出力可能) |
PDF出力 | 独自PDF出力可能、連結・マルチページ出力可能 |
TIFF出力 | 連結・マルチページ出力可能 |
電子カタログ | DXF、DWG、JW形式を一括登録可能 |
一括変換 | 他CADデータ形式との双方向の一括変換可能 |
図面管理機能
管理可能ファイル | 図面・ライブラリなどEXPERT-CADファイル9種、 他CADファイル・ワープロ・表計算ファイルなど追加可能 |
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検索機能 | 図面内文字、及び、各種管理情報による検索 (他CAD図面ファイル検索可) |
推奨環境Requirement
「EXPERT-CAD」の最新バージョンのシステム要件は、以下のとおりです。
- OS、Webブラウザ等は、それぞれ日本語版のみに対応しています。
- OS、Webブラウザ等には、原則として、最新のService Packを適用することをお勧めします。
ただし、動作保証状況につきましては、弊社までお問い合わせください。 - 文字コードは、「UTF-16」を採用しています。「Shift JIS」に存在しない文字を取り扱うことはできません。
- OS、Webブラウザ、付属するアプリケーションに関する不具合およびセキュリティパッチ適応等については、お客様の責任で行っていただくものとします。
コンピュータ本体 | 下記のいずれかのOSが稼動するコンピュータ
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閲覧ソフト | Internet Explorer 11
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メモリ |
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CPU |
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ハードディスク容量 | 100MB以上 |
Windowsユーザー権限について
- EXPERT-CADの新規インストールおよびアップデートインストール時は、管理者権限が必要です。また、EXPERT-CADを動作させる場合は、管理者または標準ユーザー (Power Users) の権限が必要です。制限ユーザー (Users) の権限では動作しませんのでご注意ください。
Windows 10、Windows11利用時の制限事項
- ドメイン参加機能等がないHomeは対応していません。
- マウス相当のタッチ操作は可能ですが、タッチジェスチャ操作には対応していません。
- デスクトップモードで使用することを推奨します。
- 仮想デスクトップにより複数のデスクトップを作った場合でも、EXPERT-CAD機能の作図編集、プロッタ出力、ライブラリ編集、メニュー作成、環境設定はすべてのデスクトップを通じて1つだけしか起動できません。
- ホームグループ内のファイル参照および保存はできません。
- ユーザーアカウント制御を「通知しない」としてご利用ください。それ以外の設定でご利用の場合は、インストール先フォルダを「ドライブ直下のEXCAD8」としてください。
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