つがる弘前農業協同組合様
2日以上かかっていた精算通知書の作成作業を1日に短縮

つがる弘前農業協同組合様
『りんご業務管理システム』により生産者も職員も業務に専念できる効率的な環境を整えた、つがる弘前農業協同組合様の導入事例をご紹介します。
業種:農業協同組合
従業員数:358名(2025年6月現在)
事業内容:信用事業、共済事業、指導事業、購買事業、りんご事業、販売事業など
https://www.ja-tu-hirosaki.jp/
- 利用目的:
りんご業務に特化したシステムの構築で業務を効率化
- 導入の狙い
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- りんごの出荷業務に適したシステムの構築
- 旧システムからの機能を踏襲したい
- 導入効果
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- 旧システムの使い勝手を継続しつつ、さらに機能改善
- データを活用した資料作成が容易に
- 精算通知書作成に関わる時間が2日から1日に短縮、再発行も可能に
SMILEを導入した経緯をお聞かせください

柴田 祥氏
以前はスクラッチ開発の基幹業務システムを導入していましたが、サーバーの保守期限が切れて、今後継続的なサポートができないとベンダーから連絡を受けたのを機に、システムを刷新することになりました。
『SMILE V2 Custom AP Builder(以下、SMILE V2 CAB)』で『りんご業務管理システム』を構築する提案を受け、新規開発よりも低コストで従来のシステムとほぼ同じ機能を再現できる点が決め手となり、『SMILE V2 CAB』で新システムの構築を行いました。
『SMILE V2 CAB』で構築したシステムはいかがですか?

りんごは収穫から1年を通して消費者に販売されていくため、長いものは1年ほどかけて出庫します。そのため入庫時点で前払金を支払い、出荷時に差額の精算を行います。さらに、通常とは異なるスケジュールで精算業務が発生する、長持ちする品種のりんごもあります。
このような独自業務にも柔軟に対応できますし、データのExcel出力ができるので、 効率よく資料作りが行えるようになりました。また、これまでは1年分しか管理できなかったデータが複数年管理できるようになり、助かっています。
印刷業務が効率化されたそうですね

生産者に渡す「精算通知書」は、2500通以上にのぼり、1通当たり複数枚作成する場合もあるため、印刷枚数は約5000枚になります。印刷だけでも丸2日かかっていた作業が、1日で印刷・封入まで完了するようになりました。
また、過去のデータも管理できるようになったため、昨年の精算通知書を発行してほしいという依頼にも対応できるようになりました。
今後の展望をお聞かせください

生産者はりんご作りに、職員は業務に専念できるように、今後はしていきたいです。たとえば、生産者がりんごを入庫する際の受付時間を短縮するために、スマートフォンのアプリを使って自宅で納品予約を行い、受付でQRコード読み込むと納品が行える、そんな環境ができないか検討しています。
会社名、製品名などは、各社または各団体の商標もしくは登録商標です。
事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材当時のものであり、配付される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
この記載内容は2025年9月現在のものです。